【兼題】桜餅、しゃぼん玉
面影は一重まぶたにさくら餅
食べきれぬさくら餅はやしたり顔
まつふぐり葎若葉に抱かれて
しゃぼん玉螺旋階段駈ける音
桜餅見合ひて照るる赤児かな
気を抜くと飛んでく少女さくら餅
放課後にそうじいのこりしゃぼん玉
北陸の地震の知らせ誓子の忌
もう誰も何も知らない夏蜜柑
一人過ぎまた一人過ぎ桜かげ
わらわらと穴を這い出るシャボン玉
菜の花を摘んで自由になりにけり
割りきれぬしゃぼん玉今は何処に
祈りをつつみこむ暮らし桜餅
電池には電池の事情春の宵
しゃぼん玉は石垣まで届くのか
恥かしくて顔も見せぬさくら餅
七ツ子に掃苔させる桜餅
一家離散して逃げ惑ふ山笑ふ
さくら餅いい加減正座は飽きた
墓石をごしごし洗ふ桜餅
剣術の達人というしゃぼん玉
石垣に小さき命の縫い目咲く
旅終えてことさら甘きさくら餅
ジーンズを洗ってほした雪の果て
しゃぼんだま吸殻放ることなかれ
春風や小便小僧誇らしげ
さくら餅アメリカ行きの舟はなつ
背をえぐる風呂場の蛇口しゃぼん玉
いとおしいひとは髭ですしゃぼん玉
コンビニのむすびに落つる山桜
桜餅メガネの頃をふと思う
何年も会わない人や桜餅
さてこれで夢も見まいよ桜餅
城跡の大きな石やしゃぼん玉
つまさきをくつにおしこみさくらもち
ぼろ小屋に差し込む光しゃぼん玉
空が映る飛ぶなくなるしゃぼん玉
スカートの裾に触れたいしゃぼん玉 |
てっち
ワタナベ
耕大
もる
耕大
大祐
まり
葉月
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パパ
せっちゃん
いっちゃん
ワタナベ
スーさん
てっち
スーさん
せっちゃん
ミヤザワ
せっちゃん
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てっち
スーさん
ワタナベ
もる
耕大
大祐
もる
大祐
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真理
ユースケ
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いっちゃん
葉月
真理
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